2025.05.22

もしかして性病かも…と不安なあなたへ

もしかしてせいびょうかも…とふあんなあなたへ

体の違和感に、もしかして…と不安になっていませんか?
性感染症は、早く気づけばきちんと治せる病気です。
まずは、どんな症状があるのか、一緒に確認してみましょう。

性病になると、どんな症状が出るの?

性病によって症状は少しずつ違いますが、よくあるサインは以下のようなものです。
・ おりものの色や量がいつもと違う
・性器にかゆみや痛みがある
・ 排尿時に違和感やしみる感じがある
・喉の痛み(オーラルセックス後に)
・不正出血(生理じゃないのに出血)
・外陰部にブツブツやイボ、水ぶくれ
これらの症状があると、クラミジア・淋病・梅毒・ヘルペス・HPV・HIVなどの感染が疑われます。

ただし、まったく症状が出ないことも多く、知らないうちに進行してしまうこともあります。少しでも不安があるときは、検査で確認することが安心につながります。

症状からわかる性感染症の可能性と見分け方

かゆみ(尿道や性器のかゆみ)

・クラミジア感染症
・性器ヘルペス

▶︎プラス「水ぶくれ」や「ピリピリした痛み」があれば、性器ヘルペスの可能性が高いです。
▶︎場合は、クラミジア感染症が疑われます。

おりものの増加・においの変化

・クラミジア感染症
・淋病(淋菌感染症)

▶︎プラス「不正出血」や「排尿時の痛み」がある場合は、淋病の可能性が高くなります。
▶︎無症状のことも多いため、軽い違和感でもクラミジアの検査は推奨されます。

不正出血(生理ではない出血)

・クラミジア感染症
・淋病
・HPV感染症(子宮頸部異形成)

▶︎プラス「性交時の痛み」や「おりもの異常」があると、HPVによる異形成の可能性もあります。
▶︎性器や肛門にイボがある場合は尖圭コンジローマ(HPV)に注意が必要です。

排尿時の痛み・しみる感じ

・クラミジア感染症
・淋病
・性器ヘルペス

▶︎プラス「膿のような分泌物」が出る場合は淋病の可能性が高いです。
▶︎痛み+水ぶくれがあれば性器ヘルペスの疑いが強まります。

性器や肛門まわりの水ぶくれ・潰瘍

・性器ヘルペス
・梅毒(第1期)

▶︎プラス「発熱」「リンパの腫れ」がある場合は、性器ヘルペスの可能性が高いです。
▶︎硬いしこり+無痛性の潰瘍があれば、梅毒の初期症状かもしれません。

外陰部や肛門まわりのイボ・ブツブツ

・HPV感染症(尖圭コンジローマ)

▶︎イボは痛みがなく、数が増えたり大きくなる傾向があれば、尖圭コンジローマの可能性が高いです。
▶︎見た目はカリフラワー状や鶏のとさか状になることもあります。

鼠径部(足の付け根)のリンパ節の腫れ

・梅毒(第1期)
・性器ヘルペス

▶︎プラス「しこりや潰瘍」が感染部位にある場合は、梅毒の可能性が高いです。
▶︎発熱や強い痛みを伴うリンパの腫れは、性器ヘルペスでよく見られます。

全身に赤い発疹や蕁麻疹のような症状

・梅毒(第2期)
・HIV感染症(初期)

▶︎手のひらや足の裏にも発疹があるなら、梅毒の可能性が高いです。
▶︎熱やリンパ節の腫れを伴う場合は、HIVの急性期症状かもしれません。

発熱・頭痛・だるさ(風邪のような症状)

・HIV感染症(急性HIV)
・梅毒(第2期)
・性器ヘルペス(初感染時)

▶︎発熱+喉の痛み+発疹が同時に出ているなら、HIV感染の初期症状の可能性があります。
▶︎性器の水ぶくれ+全身症状なら、性器ヘルペスの初感染の可能性もあります。

性感染症の症状が現れるまでの期間

性感染症の症状が現れるまでの期間(潜伏期間)は、感染症の種類によって異なります。また、無症状のまま進行するケースも多く、感染に気づかないことがあります。

性感染症の放置による重篤化のリスク

性感染症を放置すると、以下のような重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。

・クラミジア・淋病 : 骨盤内炎症性疾患(PID)、不妊症、子宮外妊娠。
・梅毒 : 心血管梅毒(大動脈瘤、心不全)、神経梅毒(進行麻痺、脊髄癆)。
・性器ヘルペス : 再発を繰り返し、精神的ストレスや免疫力低下時に症状が出やすい。
・HPV感染症 : 子宮頸がんや尖圭コンジローマの発症。
・HIV感染症 : 免疫力の低下により、日和見感染症や悪性腫瘍の発症。

性感染症を放置したことで重症化した具体的なケース

1. クラミジア感染症を放置し、不妊症に至ったケース

ある女性は、クラミジア感染症に感染していることに気づかず、治療を受けないまま放置していました。その結果、感染が子宮頸管から卵管へと進行し、卵管が詰まる「卵管障害」を引き起こしました。この状態が原因で不妊症となり、妊娠を望んでいたにもかかわらず、自然妊娠が難しくなってしまいました。

2. クラミジア感染症を放置し、パートナーに感染させてしまったケース

元交際相手からクラミジアに感染した女性が、自覚症状がなかったために感染に気づかず、現在のパートナーと性行為を行ってしまいました。その結果、パートナーにも感染が広がってしまったケースがあります。

3. 梅毒を放置し、神経系に重篤な障害が生じたケース

梅毒に感染した男性が、初期症状を放置した結果、数年後に神経梅毒を発症しました。症状としては、頭痛や発音の不明瞭、記憶障害、思考力の低下、妄想などが現れ、最終的には全身麻痺に至る可能性もあるとされています

4. 梅毒を放置し、心血管系に深刻な影響が出たケース

梅毒を長期間放置した結果、心血管梅毒を発症し、心臓や大動脈に深刻な損傷が生じたケースがあります。具体的には、心臓弁の損傷や大動脈瘤の形成が見られ、最悪の場合、大動脈破裂を引き起こす可能性もあります。

5. 淋病を放置し、無精子症に至ったケース

淋病を放置した男性が、前立腺炎や精巣上体炎を発症し、最終的に無精子症に至ったケースがあります。これは、病原菌が生殖器系に広がり、精子の産生や通過に関与する器官に炎症を引き起こした結果とされています。

これらの事例からも分かるように、性感染症は初期症状が軽微または無症状であることが多く、気づかないうちに進行してしまうことがあります。少しでも異変を感じた場合や、心当たりがある場合は、早めに医療機関での検査・診察を受けることが重要です。

発症した場合、何をすると他人にうつしてしまうのか?

性感染症は、症状が出ているかどうかにかかわらず、以下のような行動で他人に感染させてしまうリスクがあります。

感染リスクが高い行動

特に注意が必要なのは「症状が軽い、または全く出ていない状態でも感染力がある」病気が多いという点です。

性感染症の症状が自然に消えた場合の注意点

性感染症の中には、症状が一時的に消えるものもありますが、治癒したわけではありません。特に梅毒は、症状が自然に消えることがありますが、感染は持続し、体内で進行している可能性があります。症状が消えたからといって安心せず、医療機関で検査・治療を受けることが重要です。

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